2012年02月13日(月)

のんびりしていたら、とんでもない時間になって、今、青い顔でブログ書いてます。

今日、なんとなく二時間ドラマを見ていました。

主人公が、金髪のベテラン女性刑事というよくわからない設定でした。

まぁ、序盤で人が死に、主人公も活躍したのでしょう。

僕はそこら辺の展開をちゃんと見ていなかったので、わかりません。

すごかったのは最後の方、解決編にほど近い時間帯でした。よくあるサスペンスなら崖のシーンです。

残念ながら、このドラマは舞台は崖ではありませんでした。

関係ありませんが、クライマックスシーンが砂浜のサスペンスドラマを見たことがあります。あれはいただけません。

緊迫感がないんですよ、砂浜では。

緊張感が無いんですよ、崖じゃないと。

「なんで毎回、崖やねん!あぶないやないかーい!」

とツッコミたくもなるでしょうけど、あれはあれで緊迫感をちゃんと生んでいたんですね。

いなくなってはじめてわかる、崖はかけがえのない存在だったのです。

閑話休題。

今日のドラマは、崖ではなく、普通の家のリビングでした。

砂浜クライマックスのように、残念な結果になるのでしょうか。

ところが、今日のドラマはすごかった。

犯人らしき男がすごかった。

犯人は、善良そうな市民に向って、怒鳴り散らします。

「うるさぁああい! お前に自首されたら、俺が捕まってしまうじゃねぇか。俺が捕まったら、俺の会社潰れちまうじゃないか。あぁ、そうさ。この会社は身代金の5000万円で作った会社だ。でも会社なんて5000万では作れねぇんだよ。もっと貰っておかばよかったと何度も後悔したよ。俺の会社潰されてたまるか。あ? 誘拐したガキをなんで殺したかって? 俺は悪くない。ガキが騒ぐからいけないんだ。だから、なぁ。自首するとか言わずに、黙っててくれよ。タダでとは言わない。金をやろう。な? 考え直してくれよ……くそっ! それでも自首するって言うのか。俺だって罪の呵責に耐えてるって言うのに! こうなりゃ力尽くでも止めてやる! 死ねぇっ!!」

無茶苦茶過ぎですよ。

クズ過ぎですよ。

クズを熱演されても困りますよ。

ま、結局、犯人が気持ちよく包丁を振り回しているところにグッドタイミングで警官隊乱入。犯人は捕まってしまうのですが、今日の2時間ドラマ、崖の不在に気付かないほど、面白かったです。

いや、犯人がクズだったという以外は、内容は全く分かっていませんけどね。

ひさびさに堪能しました。