2012年03月10日(土)
昨日は、ホームヘルパー2級の講習会に行ってきました。
8回講習を受けて、レポート提出して、4回実習すると、もれなく貰える素敵な資格です。そのかわり、何が出来るというわけでもない資格なんですけどね。
でも、介護の入り口としては、なかなかな内容だと思います。
実際、受講生は20数名のうち三人も高校1年生でした。その他にも、実母の介護に役立てたいという50代の方や、会社経営をしている働き盛り等、バラエティに富んだ教室でした。介護職に就くんだ!という方もいれば、「どんなのかなー」って気持ちの方もいるという、動機は幅広く、割とカオスな感じです。その敷き居の低さ、まさに入り口なんですね。
その、入り口が、もうすぐ無くなるんですって、奥様。ヘルパー2級って制度自体が無くなっちゃうそうなんです。
ヘルパー2級を無くしちゃって、今後は介護福祉士という国家資格が中心に、介護を担っていくそうです。
ちなみに、介護福祉士になるには専門の大学を出るか、ヘルパー2級をとってから3年の実績を積み、試験を受け、200時間くらいの講習を受けないといけないそうです。とはいっても、ヘルパー2級も無くなるので、事実上、大学出ないと介護福祉士にはなれないって事ですね。
もうすぐ、団塊の世代の介護が必要になってきます。
今日の講師の方は、現場のケアマネージャーの方でしたが、こう言ってました。
「団塊の世代の方は、厳しい競争社会を生きていた方達だから、常に他の人と比べられてきたし勝ち負けを競って生きてきた。だから、他の人にも、それを求める、これから大変ですよ」って。
大丈夫かなー。