2012年01月15日(日)

今日は何もありませんでした。ですので、柿の種チョコの話をします。

柿の種チョコ。おいしいんですよ。

知らない人の為に一応説明しておきますと、柿の種というよくある有名なオカキに、チョコレートコーティングしたお菓子なのです。甘辛いおかきに甘いチョコレートのコンビネーションが、甘すぎもせず辛過ぎもせず。まさに絶妙のコンビネーションで、うっかりするとキモチ悪くなる位に食べちゃいます。というか、今、少しキモチ悪いです。

で、こういうの食べてると、よくこんなの考えついたなぁと感心してしまいます。しかし、これは僕らが柿の種のことをあまり考えていないからです。世の中には、柿の種のことを一年中考えている人がいる訳です。少なくとも、柿の種を作っている人は、考えているでしょう。柿の種のことは、柿の種の専門家には僕ら一般人では到底敵いません。

「柿の種のイノベーションとは!?」「柿の種の素晴らしいマリアージュはピーナッツだけだろうか」そんな事を一年中考えていたら、いつかは柿の種チョコにたどり着く事でしょう。事実、この奇跡の組み合わせにたどり着き、僕らの手に届けてくれた! ありがとう! 柿の種の専門家の人!

ところが、専門家の人が「柿の種の最適な大きさとは、最適な米の品種とは?」とかを一年中考えている柿の種原理主義者ばかりだったら、柿の種にチョコをコーティングするという発想には至らなかったことでしょう。もし、彼らが偶然にチョコと柿の種の出会いに立ち会ったとしても、「住む世界が違う!」と出会った2人を別れさせたことでしょう。でも、こういう柿の種原理主義者も、悪くないですよね。この人には柿の種チョコは生み出せないだろうなーと云う、それだけの話です。

ま。原理主義者が、色艶を「柿の種」に近づける為にチョココーティングにしたのかもしれませんけどね(もっとも、それを言うなら、形を柿の種に近づけた方がいい気はしますが) 。