2012年01月16日（月）

今日もネットでは色々ありましたが、スキーの話をします。

この前、スキーブーツを買いに行きました。

僕が学生のころは、冬と言えば大学生はスキーをするものと決まっていました。とにかく、決まっていたんです。松任谷由実や広瀬香美の曲を聴きながら、リフトに乗ったものでした。ところが、ある時期からスノーボードが大流行。あっという間に、ゲレンデはスノーボードの方が多くなりました。

スノーボードが流行りはじめた頃は大変でした。なんせ、ちゃんと滑れる人の方が少ないのです。ゲレンデは、滑っている人よりもコケている人の方が多いくらいでした。ゲレンデの真ん中で座って途方に暮れている人もたくさんいました。その上、スキーヤーも多かったので、ゲレンデはどこもかしこも大変な混雑ぶりでした。

で。

時は流れ、スノボブームも落ち着いたようで、今時は、冬だからといって大学生は雪山に行かなくてもよくなったようです。

ゲレンデには、とにかく人が少ない。スノーボーダーもスキーヤーもどちらも少ない。そして上手い人が多い。すいすい滑っていくので、ゲレンデが空いてる。こちらが下手でも、相手が避けてくれるからこわくない。混雑したゲレンデしか知らない僕には、今のゲレンデはとても滑りやすいのです。もっとも、僕が行くスキー場はリフトが２本とか３本のぬるーい所ばかりですので、大きな所に行くと違うのかも知れませんけどね。

そんなわけで、スキー場の快適さに味をしめた僕は、奥さんの新しくスキーブーツを買う事に大決定。さっそく、近くのスポーツ用品店に行きました。

ところが、ジャスコの中にあるようなスポーツ用品店には、スキーが売ってないんですよ。何と言うことでしょう。昔はダイエーにも売ってたのに。仕方ないので「ロマンスの神様、今日もありがとおお♪」のＣＭで有名な大手スポーツチェーンに行きました。さすがにそのお店はスキーのＣＭしてるだけあって、スキーブーツもちゃんと売ってました。

しかし。

種類が少ない。とても少ない。

レディース用なんて、さらに少ない。レンタルスキーで使っているような１万円くらいのエントリーモデルが１つ、２万円くらいの中級モデルが各社１種類づつくらい。本当にそれだけでした。たまに２メーカーで２種類あるなーと思ったら去年モデルだったり。

そりゃ、専門店に行けば、色々あるんでしょうし、カタログにはたくさん載ってるんでしょうけど、気軽に一般人が手を出せる選択肢は確実に減ってるんだなぁと思いました。

これが、ブームが過ぎるという事なんですね。

それでも、足にあうブーツを見つけたので買ったんですけど、店頭にある現品限りとかで、何故か箱もなく、ブーツをお店の大きなビニール袋に入れて渡してくれました。２万円の商品を買って、箱無し、説明書無しのビニール袋ですよ。電気街で、バルク品のハードディスクを買ってるんじゃないんですから。

スキーも硬派な趣味になったなぁと思いました。