2012年01月22日(日)

今日はペッパーランチの話をします。

ペッパーランチといえば、鉄板の上にごはんとコーンとバター、その周りに生の牛肉が取り囲んでいて、それを焼いてかき混ぜてソースぶっ掛けて食べる「ビーフペッパーライス」が有名です。あれ、醤油ベースのソースがなかなかおいしいんですが、冷静に考えると、結構イイお値段しています。牛丼とそんなに原材料変わらないのに、倍くらいの値段ですよね。それも癪なので、家で一度作ってみようと思うのですが、あの醤油ベースのソースがその程度再現できるかが鍵になってきそうですね。多分、タマネギのすりおろしたものとニンニク、醤油になんらかの甘味で結構いけると思うのですが、はてさて……。

で、今日はそのバリエーションの「サンバルビーフペッパーライス」の話をします。

サンバルビーフペッパーライスは、その名の通り、サンバルなビーフペッパーランチです。醤油ベースのソースの替りに、サンバルソースという謎の辛いソースがかかっている ”だけ” の手抜きなバリエーションです。ガンダムで言うと、ジムとジムスナイパーカスタム位の違いですが、もしかすると違うかも知れません。

同じ値段で1辛から5辛まで選べて、辛さの違いは、単にサンバルソースの量が変わるだけのようです(当然、5辛のソースが多い)。

僕は、貧乏性なのでいつも5辛を頼むのですが、もう、混ぜている時の刺激臭からしてすごい。匂いだけで辛いって感じです。匂いを塊で吸い込むと、鼻が痛くなる感じです。

食べてもすごい。辛いとかじゃなくて痛い。ファストフードだからと思って舐めていたのですが、これはかなり辛い(からいorつらい)部類だと思います。

ま、唐いものが好きな人には、なかなかオススメなのですが、このサンバルソースって、一体なんだろう?と思う訳ですよ。

で、こういう時にお役立ちなのがGoogle検索。

もう、パパッと正解が出てくる。

検索結果によると、サンバルソースとは、バリ島とかあそこら辺のソースのようです。

家庭でお母さんが毎日作るようなものらしくて、とにかく唐辛子がたくさんはいっている。他は、シュリンプペースト(なにそれ)や、にんにく、テラシと呼ばれる何か生臭い謎の代物(エビから出来ているらしい)、塩やら、トマトの類いが入るらしい。

らしい……というのも各家庭で味が違うらしく、バリ島あたりの「おふくろの味」らしいですね。(あ、おふくろの味とか大丈夫かな。ジェンダーなんちゃらとか言われちゃうかな)

基本として唐辛子とエビの何かが入っているらしい、そんな、バリ島あたりのローカルなソースが、何の説明もなくメニューの片隅に載ってる。

ペッパーランチは、実にナチュラル・ボーン・グローバルですね。

※ちなみに、ペッパーランチのHPを見ると、サンバルビーフペッパーライスにはエビは入っていないようです。