2012年01月23日(月)

大晦日も近いので、「一杯のかけそば」の話をします。

一杯のかけそば」とは、家族三人で一杯のかけそばを分けて食べるという『名犬ジョリィ』のエンディングみたいな話なんですが……あ、『名犬ジョリィ』も説明しないといけませんかね。『名犬ジョリィ』というのは、『名犬ラッシー』みたいな話でして……あ、『名犬ジョリィ』も説明が必要ですかね……まあ、いいか。ようは、なんか泣ける話なんですよ。

で、どうして、平成の今になって「一杯のかけそば」かというと、実話だか創作だかわかんない話でブームになったといえば……と、とあるUSTで触れられていたんですね。

で、僕も色々気になって、Wikipediaを見たんですが、映画にもなって国会でも取り上げられたこの「一杯のかけそば」ブーム、なんとタモリが終わらせたっていうんですよ。タモリが「笑っていいとも」で、「涙のファシズム」って批判して、胡散臭さを訴えたって、書いてあるんですよ。

タモリに胡散臭さを指摘されるって、どうなんですか。って思わなくもないですけど。

それにしても、「涙のファシズム」って、すごいですね。「一杯のかけそば」程度で、引き合いに出されたら、ムッソリーニもたまらないと思います。

そもそも、ちょっと何かあったら、ナチスとかファシズムとか簡単に言い過ぎな人が多いと思います。UFO特集とかでも、ナチスとか出てこないと盛り上がらないじゃないですか。

わざわざ海外の事例を持ち出さなくても……って思うんですが、やっぱ、大政翼賛会じゃ駄目なんでしょうね。